せっかく使いたい画像がBridge上で目の前にあるのに、OSのファイル選択ダイアログでちまちまフォルダたどっていって見つけなきゃいけない、みたいなの極力なくしたいよねっていう人のためのBridgeスクリプトを書いてみました。
※CS6@Win7で開発しています。CS5以下では動きません。CCは未知数。
使う準備
①Bridgeを開いて、編集>環境設定からスタートアップスクリプトの『マイスタートアップスクリプトを表示』をクリック
②Startup Scriptsフォルダが開くので、ここに『イラレの選択画像をこれに再リンク.jsx』を置きます
③Bridgeを再起動すると「新しい機能を有効にしますか?」みたいなダイアログが出るのでOKを押します
使い方
①イラレ上で、リンク画像、埋め込み画像、またはそれらをクリッピングマスクしたものを
1つだけ選択します
②Bridge上で画像ファイルを選択し、右クリックメニューから『イラレの選択画像をこれに再リンク』を実行します
③イラレ上で画像が置き換わります
ダウンロード
2021.01.10 [Ver2.1]
「Bridgeで参照」を使い物にする と併用するとWin環境で挙動がおかしかったのでちょっと修正。
2017.12.14 [Ver2.0]
複数バージョンのイラレがインストールされてる環境に対応したつもり
2017.02.01 [Ver.1.1]
再リンクした後、イラレのウィンドウをアクティブにするようにしたつもり…ですがあまり自信がないので挙動がおかしかったら前のを使ってください
2017.01.22 [イラレの選択画像をこれに再リンク Ver1.0]
ちなみにスクリプトからの再リンクは relink というメソッドが用意されてるのですが、
・「元に戻す」をやったときの挙動に難がある
・埋め込み画像で使えない
という理由でここでは使わず、かわりにアクションを利用しています。なのでちょっと遅いです。
スクリプトからのアクション生成・実行はしたたか企画さんが公開しておられるライブラリを使用しました。
【解決】スクリプトでのアクション動的生成を簡単にしたい!
http://sttk3.com/blog/tips/illustrator/dynamic-generate-action.html
Bridgeのメニュー生成についてはtenさんのこちらの記事を参考にしました。
Bridge Scripting - 手抜きLab@DTPの現場
http://chuwa.iobb.net/tech/archive/2014/02/bridge-scripting.html
てことで2017年もどうぞよろしくお願いします。
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