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ぼんぷろぐ

InDesignとかイラレとかのスクリプトよもやま話

新しいブログに引っ越しました。

こちらのブログはもう更新しませんが、コメント欄は生きてますので疑問、ご指摘などありましたらどうぞ。

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[InDesign]
フレームグリッドの行/字送りの分だけページアイテムを移動させるスクリプト

複数のページアイテムを選択しているとき、その中からさらに一つ、キーオブジェクトを選択できるというInDesign CS6以降の機能を使います。
フレームグリッドがキーオブジェクトとして選択されている場合、その行送りや字送りの分だけ、キーオブジェクト以外の選択されているオブジェクトを上下左右に移動させるというスクリプトです。

つまりはAJABONさんの『ギョギョモジャー』のようなことが、CS6以降かつフレームグリッド限定だけども、もっとお手軽にできるんじゃないかと書いてみたものです。


『字・行送り分上にずらす.jsx』、『字・行送り分左にずらす.jsx』、『字・行送り分下にずらす.jsx』、『字・行送り分右にずらす.jsx』の4点セットとなっております。
ずらす方向とフレームグリッドの組み方向に応じて、字送り分ずらすか行送り分ずらすか自動判別します。


『フレームグリッドがキーオブジェクトとして選択されている』という条件を満たさない場合、InDesignに標準の機能として備わってる『右にずらす』等(環境設定>単位と増減値で設定した量だけ移動させる)を実行するようになってます。標準の『右にずらす』等に成り代わって、キーボードショートカットの矢印キーに登録して使用することを想定した仕様です。

ついでに

ついでにテキストフレームorフレームグリッドの1段分(段間含む)ほど移動させるスクリプトも作りました。こちらはキーボードショートカットの[Shift+矢印キー]に登録して使用することを想定し、キーオブジェクトがテキストフレームじゃない場合は『10倍ずらす』を実行するようにしてます。非フレームグリッドのテキストフレームにも使えます。

ダウンロード

[ダウンロード]

ちゅうい

・回転したフレームグリッドおよびスプレッドビュー回転には対応してません。
・標準の『右にずらす』等よりも若干重いです。若干ですけど、矢印キーは頻繁に連打で使用したりもするのでその重さが許容できないかも…。やっぱり矢印キーのキーボードショートカットはデフォルトのままにしといて、[Shift+矢印キー]と[Ctrl+Shift+矢印キー]を使うべきかなあ
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[InDesign]
フレーム調整オプションの自動フィットで「内容を中央に揃える」

「グラフィックを配置したフレームを変形したとき、グラフィックの拡大率は変化させずに、位置は自動的にフレームの中央に揃うようにする」っていうのがやりたかったのですが、
ここ↓にある『内容を中央に揃える』が

こっち↓に無いので困りました。


[InDesign]
スクリプトをフォルダ構造のままInDesignメニューにするスクリプト(と、細かいスクリプトいくつか)

置換クエリをメニューにするスクリプトってのを前に作ったのですが、設定が非常に面倒だし、いろいろと拙い点があって恥ずかしいので無かったことにさせていただきたいのです。
 で、その代替というか、もうちょっと汎用性を高くしたのを作りました。

 
 特定のフォルダ内にあるスクリプトをすべてメニューにするスクリプトです。サブフォルダはそのまんまサブメニューになります。
「Startup Scripts」フォルダに入れて使うのを想定してます。
例によってCS6@Win7でしか動作確認してませんが、CS3くらいから動く予感。

ダウンロード

[スクリプトフォルダをメニューに ver1.01]

(2015.7.17 1.0→1.01 同梱のテキスト置換スクリプトがグループ選択時にうまく動作しなかったのを修正)

仕様

・対象のフォルダは、デフォルトでは「Scripts Panel」フォルダ内の「menu」フォルダになってます。
変更する場合は、スクリプトの2行目にフォルダのパスを書きます。Windows式の、C:\…って形式で書く場合は\を\\に置き換えます。

var menuFolderName="C:\\Users\\mikan\\InDesignMenu";

・メニュー化されるのは拡張子js,jsx,vbsのスクリプトです。
・メニューの順番はファイルの名前順になります。
・拡張子はメニューには表示されません。
・ファイル名の先頭が半角数字+アンダーバーの場合、その部分はメニューには表示されません。

ファイル名:01_自動長体.jsx → メニュー名:自動長体

・半角数字+アンダーバーに拡張子がついただけのファイルはメニューにならずに区切り線になります。

えーとつまり
メニューの順番は勝手にファイルの名前順になってカスタマイズできないけど、ファイル名先頭の数字+アンダーバーはメニュー名に含まれないようにしたので、メニューの順番を制御したければ頭に数字をつけて、ファイル名順がそのまま目的のメニュー順になるようにうまくリネームしてくれ、ということです。そのときに区切り線を入れたい場合には10_.jsxみたいなダミーファイルを置いといてくれと。

なんか楽するつもりで作ったけど結局面倒くさくなってる気がするぞ。メニューの順番を気にしないならホントにフォルダ指定するだけなんですが。

[イラレ]
アピアランスの変形2つで水平シアーを再現するためのツールを作った

(2016.1.18 スクリプトにしたのがこちら


アピアランスにシアーがないっていう現状が狂ってるんですけど、今更アップデートで追加される可能性なんてほぼ0だと思うので、あるもんでなんとかしなきゃいかんのです。
シアーをかけて、後から角度を変更するくらいInDesignですらできるのにね。作図の分野でイラレがInDesignに負けて恥ずかしくないのかと。

ということで『アピアランス シアー』でググったら出てくるある方のツイートをヒントに、アピアランスの『変形』2つで水平シアーを再現するためのツールを作ってみました。
ホントはExtendScriptで処理したいところなんですけど、どうにもスクリプトでアピアランスをいじる方法はなさそうなので、変形値を計算するだけのツールです。ブラウザ横に置いてポチポチ手打ちするしかないという‥。

アピアランスでシアー(水平)計算機

お持ち帰り用→[ダウンロード]



プロフィール

kawamoto_α
(あるふぁ(仮))


InDesignで新聞組版のようなことをしています。

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※ブラウザによっては当ブログからDLしたzipファイルが拡張子なしになることがあるようですが、.zipを補って開いてください。



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