えっとInDesignで段落スタイルの[基本段落]には小塚明朝 Pro R、13Q、行末約物半角などが設定されていますが、これはどう見ても日本人だけに向けた設定です。
他の言語はどうなってるのか気になりますね。
急によく分からん言語の文章を意味は分からなくともとにかく組まなきゃいけないってこともあるかもしれません。
そういうときわざわざその言語のバージョンのInDesignをインストールしなくても、新規ドキュメントの設定だけその言語に変える方法があります。
たとえばアメリカ英語にするならスクリプトで
app.setApplicationPreferences(LanguageAndRegion.UNITED_STATES_ENGLISH)
を実行します。新規ドキュメントを作成してテキストフレームに「サンプルテキストの割り付け」をやってみると…
なんかそれっぽい書体で怪文書が流し込まれました!
普通に日本語モードて作ったドキュメントにコピペして段落スタイルを作ると、日本語版の設定との違いがよく分かります。
中国語でもやってみましょう
app.setApplicationPreferences(LanguageAndRegion.SIMPLIFIED_CHINESE)
その他の言語はこちらを参照。
http://jongware.mit.edu/idcs6js/pe_LanguageAndRegion.html
全部使えるわけではなく、「THAILAND_THAI」とかだとエラーが出ました。設定ファイルかフォントがないんでしょうね。
最後は
app.setApplicationPreferences (LanguageAndRegion.JAPAN_JAPANESE)
で日本語に戻しましょう。
オワリ
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