(2015.06.10 ちょっと更新ver1.1)
たとえばあるページアイテムについて、「右端をこの座標に合わせないさい」って言ったら、
ページアイテムを左右に移動させて右端がその座標にくるようするか、
ページアイテムを変形(左右方向に伸縮)して左端は動かさずに右端の座標を合わせるか、
2通りが考えられるわけですが、
今まで勝手に前者にしてたのを、選択できるようにしたというアップデートです。
↓こんな感じ
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属性コピペver1.1]
InDesignで、オブジェクトスタイルにあるような各種設定や、大きさ、位置、回転、シアーの設定値を選択アイテムから取得し、別のアイテムに適用するスクリプトです。適用先が別のドキュメントでも使えます。コピペと言ってますがクリップボードは使用しません。
オブジェクトスタイルを作る手間を省いたり、大きさや位置を揃えたり、いろんな使い方ができると思います。選択キーオブジェクトが実装されてないCS5.5以前では、キーオブジェクトを使った整列の代替にもなるかも。
使い方 その1
①ページアイテムを選択し、属性コピ.jsxを実行します
②ダイアログからコピーしたい属性にチェックを入れてOKを押します(複数選択可)
③別のページアイテムを選択して、属性ペ.jsxを実行します
※属性コピ.jsx、属性ペ.jsxのキーボードショートカットを登録しとくと楽チンです。
使い方 その2(CS6以降)
①複数ページアイテムを選択し、さらにその中から一つをクリックしてキーオブジェクトにします
②属性コピ.jsxを実行し、揃えたい属性にチェックを入れてOKを押します
③キーオブジェクトの設定が他のオブジェクトに適用されます
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属性コピペver1.0]
ちゅうい
・別のドキュメントに ペ できるようにするため、スニペットファイル(.idms)を生成しています。デフォルトの保存場所はScripts Panelフォルダですが、別の場所にしたい場合は属性コピ.jsxの5行目
var CopiTempFile=File(app.scriptPreferences.scriptsFolder.fullName+"/CopiTemp.idms");
を
var CopiTempFile=File("てきとうなファイルパス");
に書き換えて下さい。
・デフォルトでは、常にチェックボックスのチェックが全部外れた状態でダイアログを開きます。属性コピ.jsxの4行目
var ResetCopiDiag=true;
を
var ResetCopiDiag=false;
にすると、前回のチェック状態のままになります。
・CS5.5以前向けに、キーオブジェクトとテキストフレーム自動サイズ調整関連の機能を消したバージョン(属性コピCS5.jsx)を同梱してます。しかしウチには動作確認する環境がありません。
・あんまり細かい動作チェックはしてないので不具合あったらコズミックごめーん。動作報告とかバグ報告とかこういう項目も欲しいって要望とかいただけたら大変喜びます。
既知の問題
・塗りでグラデーションに角度をつけてる場合にヘンなことになる。
・線種として定義されてないカスタマイズした点線がコピーできない。
どっちも解決は無理そう
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