Indesignライブラリの基本
・ライブラリへの登録の仕方は2通り
(A)ページアイテムをライブラリパネルにドラッグする
(B)ページアイテムを選択して、ライブラリパネルの「新規ライブラリアイテム」ボタンをクリック
・ライブラリから取り出す方法も2通り
(C)ライブラリパネルからアイテムをドラッグ
(D)ライブラリパネルのアイテムを右クリックして「アイテムの割り付け」
・複数のページアイテムを、まとめて一つのライブラリアイテムとして登録できる。
・(D)の方法を使うと『登録したときの位置』に配置できる。(さっき気付いた!すげぇ!)
ここから本題
・
テキストフレーム中にカーソルを置いて、(D)の方法を使うと、アンカー付きオブジェクトとして配置できる(複数のページアイテムが入ったライブラリアイテムはダメ。グループ化してればおk)
・
この時のアンカー付きオブジェクトオプションは、どうやらオブジェクトスタイルのものが使われるっぽい
デフォルトのオブジェクトスタイルである [なし] は、インラインの設定になっているため、特にオブジェクトスタイルを適用していなければインラインオブジェクトになる。それゆえこの機能を単に『インラインオブジェクトとして挿入する機能』だと思っている人もいるんじゃなかろうか。
事前にオブジェクトスタイルをうまく設定してライブラリに登録しておけば、ワンクリックで位置調整まですっかり済んだアンカー付きオブジェクトとして配置できそうだ。
具体的な手順を考える
①使いまわしたいアイテムを用意。
②アンカーを置いて、アンカー付きオブジェクトオプションをバッチリ設定しておく。
③アイテムを選択した状態で、新規オブジェクトスタイルを作成。
④スタイル名を被らないものに変更。
⑤そのスタイルを適用する。
⑥(B)の方法でライブラリに登録。
⑦配置は(D)の方法で
ライブラリへの登録は(B)でやるのがミソ。なにしろアンカー付きのままだとライブラリパネルにドラッグできない。いったんアンカー解除してからドラッグという方法もあるけど、これだと縦組みのときに困ったことが起きる(割り付けると90度回転しちゃう)。
これでいいかなーと思ったら、グループのとき上手くいかない。
グループにオブジェクトスタイルを適用すると、グループ自体とグループの要素それぞれにオブジェクトスタイルが重複してかかるというアホアホ仕様のせいで、大抵⑤の段階で変なことになる。
てことでグループの場合は④と⑤の間にこれを追加しましょう。
④-2 オブジェクトスタイルの設定で、「アンカー付きオブジェクトオプション」以外をすべて 回(設定を無視)にする。
これは使えそう
おつかのん
(14.06.01 スクリプトにしたのが
こちら)
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