[InDesign] アンカー付きオブジェクトをライブラリに登録するスクリプト

[ライブラリからアンカー付きオブジェクトを直接挿入する考察]
こちらで考えた手順を自動化しました。

使い方

①アンカー付きオブジェクトを選択して実行するとダイアログが出ます。
②登録先のライブラリを選択し、名前を入力してOKを押します。ライブラリに登録されます。


③好きな所にカーソルを置いて、ライブラリパネルから「アイテムを割り付け」すると…


④アンカー付きオブジェクトとして配置できます。

ちゅうい

・ライブラリを１つ以上開いてないと動きません。
・オブジェクトスタイルを使ってた場合はスタイルとのリンクが切れます。
・かわりにアンカー付きオブジェクトオプションだけ設定された新しいオブジェクトスタイルが適用されます。
・アンカー付きじゃない任意のページアイテムを選択して実行すると、普通のライブラリ登録として使えます。

以下ソース

• InDesign
• CM(0)
• 2014/06/01 Sun.

[InDesign] リンク画像を勝手に更新スクリプト

InDesignでリンクが更新されたら！マーク出さずに自動的に同期させる…って環境設定にないよね？たぶんないハズ…
「元データを編集」を使うと１回は自動更新してくれるみたいだけどね
なんで１回だけなんだろね
てことでそれをやるスクリプト。

#targetengine "session"
app.addEventListener('afterLinksChanged',function(ev){
    var myLinks=ev.target.links;//targetはDocumentのハズ
    for(var i=myLinks.length-1;i>=0;i--){
        if (myLinks[i].status==LinkStatus.LINK_OUT_OF_DATE) myLinks[i].update();
    }
}).name="UpdateAfterLinksChanged";

つかいかた

• InDesign
• CM(0)
• 2014/05/30 Fri.

[InDesign] テキストフレームの位置だけ固定する

環境設定の「ロックされたオブジェクトの選択を防ぐ」をオフにすると、ロックしたテキストフレームが位置だけ固定されて文章が編集できる状態になる
ってことに今更気付いた、という話。

ググってみたところによると、CS3の頃まではこの「位置だけ固定」が普通のロック機能で、選択すらできないロックの方が後から実装された機能らしい。
だから昔からInDesign触ってる人には言うまでもないことなのでしょう。
でも私みたいなCS6から入った新参には、欲しいのになかなか見つけられなかった機能なのでした

メモ

設定は 環境設定＞一般 から
スクリプトだとapp.generalPreferences.preventSelectingLockedItems=true/false;

ロックの仕方はアイテムを右クリックしてロック（CTRL+L)
ロック解除はアイテムにくっついてる錠前マークをクリック
もしくはレイヤーパネルから


レイヤー全体のロックだと編集できないみたい

• InDesign
• CM(0)
• 2014/05/22 Thu.

[InDesign] ライブラリからアンカー付きオブジェクトを直接挿入する考察

Indesignライブラリの基本

・ライブラリへの登録の仕方は２通り

(A)ページアイテムをライブラリパネルにドラッグする

(B)ページアイテムを選択して、ライブラリパネルの「新規ライブラリアイテム」ボタンをクリック

・ライブラリから取り出す方法も２通り
(C)ライブラリパネルからアイテムをドラッグ
(D)ライブラリパネルのアイテムを右クリックして「アイテムの割り付け」

・複数のページアイテムを、まとめて一つのライブラリアイテムとして登録できる。
・(D)の方法を使うと『登録したときの位置』に配置できる。（さっき気付いた！すげぇ！）

ここから本題

・テキストフレーム中にカーソルを置いて、(D)の方法を使うと、アンカー付きオブジェクトとして配置できる（複数のページアイテムが入ったライブラリアイテムはダメ。グループ化してればおｋ）
・この時のアンカー付きオブジェクトオプションは、どうやらオブジェクトスタイルのものが使われるっぽい

デフォルトのオブジェクトスタイルである [なし] は、インラインの設定になっているため、特にオブジェクトスタイルを適用していなければインラインオブジェクトになる。それゆえこの機能を単に『インラインオブジェクトとして挿入する機能』だと思っている人もいるんじゃなかろうか。

事前にオブジェクトスタイルをうまく設定してライブラリに登録しておけば、ワンクリックで位置調整まですっかり済んだアンカー付きオブジェクトとして配置できそうだ。

以下その手順

• InDesign
• CM(0)
• 2014/05/13 Tue.