(2015.1.27 回り込みに対応したのがこちら)
テキストフレームやフレームグリッドの段間に罫線を引くスクリプト。これも既にいろんな人が作って公開してくれてますが、自分好みに作ってみました。
特徴
・線の引き直し、削除がカンタンにできます。
・連結されたテキストフレームに、一度に線を引けます。
・線に適用するオブジェクトスタイルを選択できます。
・線を配置するレイヤーを選択できます。
・線幅は指定できます。それ以外の属性はオブジェクトスタイルで。
使い方
①テキストフレームを選択して段間罫線.jsxを実行。
②ダイアログの各項目を適当に設定してOK押すだけ。
※テキストフレームを移動させるなどした場合は、再度このスクリプトを実行すると自動的に前の線が削除されて新しい位置に線が引き直されます。その際、線幅等の設定を入力し直さなくていいようになってるハズです。
ダイアログの説明
・線幅
単位付きで入力もできます。線幅もオブジェクトスタイルに任せる場合は0に。
・はみ出し
ここ↓の長さを設定します。マイナス値もOK。
・オブジェクトスタイル
スタイルグループ内のスタイルは残念ながら参照できません。
・レイヤー
変更しなければ選択テキストフレームと同じレイヤーになるはず。
・連結フレームも
チェックすると選択テキストフレームと連結してる一連のテキストフレームにも段間罫線を引きます。
・削除だけ
チェックすると上記の設定項目は無視して既存の線の削除だけします。
ダウンロード
[
段間罫線ver1.0]
ちゅうい
・回転やらシアーがかかったテキストフレームには対応してません。
・InDesignスクリプトでは、多くのオブジェクトがIDプロパティっていうモノを持ってます。要は個々のテキストフレーム等にそれぞれ固有の番号が割り振られてるのです。このスクリプトでは、テキストフレームから既存の段間罫線を参照するのに、テキストフレームのIDを使っています。従って、
IDが変わるような操作(カット&ペースト、IDMLで保存して開くなど)をすると線の引き直しや削除ができなくなります(このスクリプトで消せないだけで普通に選択して消せばいいんですが)。ほかにどういう操作でIDが変わりうるのかは要検証。
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