レイヤーパネルメニューにこんなのあるんですね。
こいつはレイヤーを記憶してペーストするコマンドではなく、ペーストする時に元のレイヤーを保持したままするかどうかを選択する環境設定項目です。
かと思ったらこれペーストどころじゃなく、
配置系全般に効くみたい。
ライブラリアイテムの配置、スニペットファイル(.idms)の配置、別ウィンドウからのD&Dとかとか。
ヘタに使うと事故の元になる機能ですが、自分的にはこれを知ってライブラリが3倍くらい使いやすくなった。
常にONにしといて、一時的にOFFにしながらペーストするコマンドをスクリプトで作っとくのもいいかもしれない。
//アクティブなレイヤーにペーストする
var tmpPasteRemembersLayers=app.clipboardPreferences.pasteRemembersLayers;
app.clipboardPreferences.pasteRemembersLayers=false;
app.paste();
app.clipboardPreferences.pasteRemembersLayers=tmpPasteRemembersLayers;
あるいは逆に、
//レイヤーを記憶してペーストする
var tmpPasteRemembersLayers=app.clipboardPreferences.pasteRemembersLayers;
app.clipboardPreferences.pasteRemembersLayers=true;
app.paste();
app.clipboardPreferences.pasteRemembersLayers=tmpPasteRemembersLayers;
しかしこの機能見つけづらすぎ。
環境設定ダイアログに置いときゃいいのに。
レイヤーパネルを使わない人がONにして混乱しないようにわざと隠してるんだろうか。
あと関係ないけどインデザインの環境設定はアプリケーションの設定と、inddファイルと一緒に保存されるドキュメントの設定が混在しまくってるとこが大嫌い。
表示関連でも、表示メニューから全部設定できるのかと思ったら、
制御文字は書式メニュー
変形値は環境設定のインターフェイス
プレビューはスクリーンモードボタンと散在しまくってるし、
制御文字はドキュメントの設定でコンテンツグラバーはアプリの設定とか1回戸惑わないと気づかないわ。
ちなみに『レイヤーを記憶してペースト』はドキュメントには保存されないアプリケーションの設定です。
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